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南フランス プロヴァンスとコートダジュールの旅 その1

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8月も終わり、今日から9月!夏の南仏旅行を忘れないうちに、書きましょう。

今回の旅も実は、ハプニングがありました。5月に行った、イタリア旅行同様にです。。😅
今回は、ボルドーから相方くんの車、それも20年くらい昔のアメ車、ファイアーバード号で南仏までの片道約800キロ、南下する予定でした。


ボルドーから高速道路(フランスではAutorouteと言います)A62を、南下。出発から100キロほど下ったところで、なんと車が動かなくなりました。😫
相方くんは、普段乗り用にプジョーを、このアメ車は普段あまり乗らないから、バッテリーの調子悪くなったか。。
と思ったら、後からわかったのですが、オルタネータという発電機の故障らしいです。


ちょうど、パーキングがあったのでそこに無事避難。さあ、これからどうすんの?
途方に暮れていると、相方くん、ロードアシスタンスという保険に入っていることを思い出し、早速電話。スイスの保険会社だから、スイスに電話。

ことの成り行きを説明すると、「では、30分で牽引車が参ります!」えーーーここは、おフランス。日本じゃありえますよ、そのくらいのサービスは。
しかしフランスで?ありえないありえないとタカをくくっていると、
30分も経たないうちに、男性2名と女性1名(このかたはただ付いてきただけぽかった)を乗せた牽引車が到着‼️
早速、アメ車を牽引車に乗っけて、私と相方くんは牽引車の後部座席に。そして、そこから数キロのVianneという小さな村の、整備工場に到着。フランス語でガラージュ garageと言い、そこで働く整備工の人をカラージスト。

さあ、これからどうする?古いアメ車の部品なんて、そう簡単に手に入らないし、おまけに今日は日曜日。このまま車はここに置いていくしかない。。。途方に暮れる、私たち。。この小さな村Vianneから、この辺の大きな町、Agenアジャンまで35キロ。この村にはタクシーもホテルもない。時間は午後2時...

するとスイスからアシスタントの女性の電話「お客様はボルドーに戻りたいですか?それともこのまま、南仏への旅を続けますか?」
私と相方くん「南仏に行きたいです。アルルに今晩と明晩、ホテルを予約しています。」
アシスタントの女性「はい。わかりました。では、そのままそこでお待ちください。」そうして待つこと、10~15分
アシスタントの女性「あと数分でAgenからタクシーが、あなた方を迎えに行きます。それに乗ってAgenの町へ。そして今晩はAgenのホテルに泊まってください。明日の朝、7時15分にタクシーが迎えに参りますので、それに乗ってAgenの駅へ。Agenの駅で、アルルまでのチケットを受け取り、7時35分発の電車に乗ってください。アルルに着いたら、レンタカーのAvisに行ってください。3日間レンタカーを手配しました。」という具合に、テキパキ、テキパキと。

損保会社の付帯保険なので、これらの料金の手出しはなし。来年の保険料金が上がると相方くん心配してましたが、そういうこともないらしいです。

さすが、スイスの会社。あっぱれ、恐れ入りました。このあと、レンタカーを7日間延長して、延べ10日間南仏を旅行し、また、アルルでレンタカーを返却、鉄道でAgenまでもどると、Agenのホテルから整備工場まで、タクシーで連れて行ってくれました。

上の車が、借りたレンタカー、Fiat 500
見た目小さいですが、中は結構広くて快適でした。
マイカーにしたいぐらい、可愛かったです。



by nanacheri | 2018-09-01 17:41 | フランス事情

訳あって日本とフランス行ったり来たり

by nanacheri